平成28年2月23日午後2時15分より、グリーンパーク愛宕では今年度2回目の消防総合訓練を実施しました。今回は夜間21:45に1F洗濯室の乾燥機から火災が発生したという想定で、準夜勤者による初期消火の実施、宿直者による隣接する竜宮公園での避難本部(二次避難場所)の設営、一次避難として準夜勤者、出勤してきた夜勤者による入居者の皆様のベランダへの避難誘導、一次避難完了後は二次避難として準夜勤者、夜勤者、近隣に住み応援に駆けつけた職員による1F非常用滑り台からの車椅子を使用した二次避難場所への搬送訓練を実施しました。
　結果としては、宿直者による放送機器を使用した避難指示が明確に出せなかった、一次避難完了後、二次避難場所の設営がスムーズにできなかった等の課題が残りました。　昨年に続き、夜間の緊急時の避難の難しさを痛感させられたと言えます。PM3:00からは、施設の1F多目的ホールにおいて、京都府舞鶴警察署生活安全課より三宅一郎警部補を講師としてお招きし、職員と今回の消防訓練を見学に来て頂いた地域住民の方々向けに最近、日本全国で頻発し問題となっている特殊詐欺被害の防止のための講習会を開催しました。
　高齢者を対象とした巧妙かつ極めて悪質な犯罪行為について三宅警部補より分かり易く説明をして頂き、大変勉強になりました。これからも当法人は入居者の皆様の安心・安全を守る立場として、また地域に貢献する社会福祉法人の一つとして、このような防災・防犯に関わる催しを積極的に行っていきたいと考えます。